大阪社会医療センターの万代 幸司です。
令和元年6月12日から15日に欧州リウマチ学会(EULAR)2019に参加してまいりましたので、報告させていただきます。今年はスペインのマドリードで開催されました。
マドリードは歴史的建造物や美術館が多い都市で、学会場に向かう際の素晴らしい街並みに感銘を受けました。
本学会において大阪市立大学リウマチグループからは口演1題、ポスター発表6題を発表させて頂きました。大阪市立大学附属病院で行われている前向き研究(TOMORROW研究)について同門の安野先生が口演で発表され、会場からは多くの質問が寄せられ、本研究への関心の高さを感じました。真本先生は2年間のアメリカ留学時の研究成果をポスターツアーで発表されました。
関節リウマチ領域では3年ぶりにRecommendationのアップデートが行われました。
また、関節リウマチと鑑別を要する乾癬性関節炎についての演題も多く非常に勉強になりました。
学会期間を通じて海外の先生方と意見を交換できたことが非常に刺激になり、国際学会参加への意欲が掻き立てられました。
今回の経験を日常臨床に活かし、世界へ発信できる研究を行っていきたいと考えております。
2019年7月24日水曜日
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