2011年11月8日火曜日

股関節学会に参加して

南です。
初めての出張、学会発表ということで戦い方が分からずとりあえずスーツとUSB だけ忘れないように出発。さくら(新幹線)は案外広々としていてゆっくりスライド作りができました。 初日の夜は関節の先生方に鹿児島名物黒豚を食べに連れていってもらいました。ごちそうさまでした。学会初日、一人で会場をウロウロするのは怖いので羅先生について行きました。羅先生の発表が終わった後は山形屋という大型百貨店でお土産を買いました。2日目の夜は鹿児島名物芋焼酎が沢山飲める店でした。沢山飲んだのでその日はラーメンを食べたこと以外覚えていません。きっとすぐ寝たと思います。次の日、僕の発表は学会最後の締めでしたのでお昼過ぎに岩城先生の最終チェックを受け、備えました。発表は思ってたよりスムーズにいきました。質問に対する返答は思ってたよりnotスムーズでした。終わると同時に帰路へ。さくらで寝て起きたら新大阪でした。おしまい。
最後に,,,発表に際し最後まで面倒を見ていただいた岩城先生、池渕先生、箕田先生、吉田先生、羅先生に感謝したいと思います。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。


2011年11月4日金曜日

第49回 日本癌治療学会学術集会に参加して

第49回 日本癌治療学会学術集会に参加して

2011年10月27日から29日に名古屋国際会議場で開催された第49回日本癌治療学会学術集会に参加してきました。学会の雰囲気は東日本震災の後のためか、自粛傾向で、企業ブースの数も例年よりは少なく、派手さもなく、ややもの寂しい雰囲気で、恒例の懇親会もありませんでした。
大阪市大関連では私が“皮膚マーカーを用いたナビゲーションによる骨腫瘍切除術”と“骨軟部腫瘍に対するFDG-PETの役割”、大戎先生が“原発性悪性骨腫瘍に対する不適切治療の経験”、槇先生が“当院における単純性骨嚢腫の治療成績”大阪市立総合医療センターの青野先生が“がん診療連携拠点病院において整形外科を受診された肺がん骨転移症例の検討” 淀川キリスト教病院の家口先生が“後期高齢者(75歳以上)骨軟部悪性腫瘍症例の検討”の6演題を発表しました。
 癌治療学会の発表は、最近は生化学的手法を用いた基礎的研究とともに、分子標的治療薬および 手術治療、抗がん剤治療、放射線治療に続く第4の治療である免疫療法の治療の話題が花盛りで、緩和ケア治療関連のセッションが設立され始めていました。学会のテーマはVisionの共有 (目標への第1歩)と題され、多施設共同の臨床試験のセッションがメインとなっていました。骨軟部腫瘍の発表でも、その腫瘍頻度の発生の低さ故、以前は症例経験に偏りがちでしたが、臨床研究は今後、各専門施設のみでの独自色を出す研究は減少し、多施設合同での臨床試験を中心に、今後演題が組まれる時代になりそうです。症例数の少なさゆえの単独施設のみでの、手術治療に関連する発表では取り残されていく危機感を感じました。時代の流れに敏感に感じ、適応できるような発表を心がけていかなければ、時代の流れに取り残されます。早目の準備が必要と夜の“ひつまぶし”をみんなで食べながら感じました。

整形外科 骨軟部腫瘍グループ 星 学


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図1座長の京都大学と戸口田先生と

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図2 ポスター発表する大戎先生

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図3 口演する槇先生

2011年11月2日水曜日

第117回中部日本整形外科災害外科学会学術集会

平成23年10月28日、29日に山口県宇部市で開催された第117回中部日本整形外科災害外科学会学術集会に参加してきました。この学会は私たちの間では長い名前を略して“中部”と呼ばれることが多いのですが、実は昭和27年発足の由緒正しき歴史ある学会で、春と秋の年2回学術集会が行われています。最近整形外科の分野も関節外科・脊椎外科・手の外科・骨軟部腫瘍外科・小児整形外科と細分化されるにつれ、参加学会もどうしても専門学会になりがちですが、この学会は近畿・中部地方の大学がそれぞれ主幹になり整形外科全分野を対象に演題を募集しているため、いろいろな先生と出会ったり各分野の最新のトピックスが勉強できる場でもあります。また偉い先生の発表ばかりでなく、症例報告も含んで幅広く演題を採用していますので、若い先生方の学会発表の修行の場としても認識しています。
今回はランチョンセミナーで病院教授の小池達也先生が骨粗鬆症の講演があり、関連病院からは清恵会病院5演題、大阪市立総合医療センター4演題、石切生喜病院3演題、
白庭病院整形外科脊椎センター・済生会千里病院・島田病院・淀川キリスト教病院・佐野記念病院・大東中央病院1演題ずつと市大関連病院から多数の発表がありました。わたくしは石切生喜病院での顕微鏡視下の腰椎椎間孔拡大術の演題を主題発表しましたが、同じテーマを研究されている和歌山県立医大の先生方と活発な討論ができ非常に勉強になったとともに今後に対しても意欲がわいてきました。
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1.座長をつつがなく執り行う中村教授
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2.機械展示場前で石切 松田英樹先生(中)と白庭 辻尾先生(左)と 

さて学会発表の楽しみの一つが、その土地の名物や名所を巡ることです。今回残念ながら時間がなかったので秋芳洞など山口県の名所に行くことはできませんでしたが、期間中の晩御飯を石切の先生方と瀬戸内海の海の幸を食べに行きました。どの魚も脂がのっていてめちゃくちゃうまかったです!
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3.石切生喜病院の先生方と瀬戸内海の海の幸

宇部市が山口駅から交通の便が悪く、なんとか学会主催の臨時バスで会場まで送迎してもらっての大阪から片道4時間の旅でしたが束の間の旅行気分を味わえ楽しかったです。
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4.主催者側の配慮で山口駅までの臨時直通バス

大学院生 山田賢太郎



当科スポーツ整形外科が読売新聞の紙面に掲載されました!

  読売新聞の紙面「手術か保存か アキレス腱断裂治療法選択」にて 当科スポーツ整形外科が紹介されました!