2011年12月20日火曜日

ブログ 11+(イレブンプラス)体験会

FIFA(国際サッカー連盟)の医科学委員会が推奨しているトレーニングプログラムである11+(イレブンプラス)を、医学部サッカー部、バスケットボール部、野球部、スポーツ医学サークルの学生さんなど総勢18人に体験してもらいました。
現在、体幹のトレーニングの重要性が盛んに言われており、様々なレベルの選手間で行われています。コンタクトに強くなり、パフォーマンスの向上だけでなく、サッカー、バスケットで受傷しやすい膝の損傷防止にもつながると考えられます。このトレーニングプログラムはサッカー代表レベルの選手も取り入れていることで有名ですが、決して難しいものではありません。一つ一つのプログラムが初級から上級までレベルがあり、さまざまなメニューに学生さんは楽しく積極的に参加してくれました。特に片足スクワットが難しかったようで、正しい肢位がキープできず、トレーニングの重要性を再確認してもらえたかなと思います。
怪我からの復帰だけでなく、日々の練習の前後にこのメニューを取り入れて、西医体で良い成績を残してもらいたいですね、頑張ってください。

11+は日本サッカー協会のホームページからもダウンロードできます。
サッカーだけでなく、他競技の方も試してみてください。
日本サッカー協会→(下の方にあります)メディカル→11+へ

スポーツ班 山﨑真哉


画像


画像


2011年12月5日月曜日

第22回臨床スポーツ医学会に参加して

 第22回臨床スポーツ医学会に参加して
                   大学院生 スポーツグループ 瀧上順誠

 平成23年11月5,6日に東北は青森県青森市で開催された第22回臨床スポーツ医学会に橋本先生、山崎先生、瀧上、リハビリ久野先生、医学部6年の梶原君、山脇君、森山さんとで参加してきました。この学会は全国のスポーツ整形外科医師のみならず理学療法士などのコメディカルの方も参加、発表されるので、普段聞けない意見なども聞けるのが魅力の一つでもあります。
 今回の学会のテーマは『競技復帰にむけて』というだけあって、どのように選手(患者)を復帰させるか、を扱ったテーマで数多く話を聞くことが出来ました。大阪市大からは3演題、関連病院の清恵会病院から1演題、島田病院から1演題の発表がありました。わたしは関連病院の中村夫左央先生がなされていた医学部ラグビー部員の頚椎椎間板変化について前向きに検討したものをまとめ、医学部6回生の梶原君(スポーツ医学サークル)に発表をしてもらいました。ここ2年間日本整形外科スポーツ医学会での学生の部で発表の機会があったものを今年は当学会で行うという経緯があり発表をしてもらったわけです。同様に山崎先生指導のもとリハビリの久野先生にも発表をしてもらいました。今回の学会ではまた近年注目されている、股関節鏡手術に関して、産業医大の内田先生のランチョンセミナーもあり、ますますスポーツ整形外科領域の中でも股関節鏡の有用性が増してくる予感がしました。自身としては大学院生として日々研究ネタを探そうとするアンテナを今以上に働かせ、今後も頑張っていかねばという意欲がわきました。
 ちなみに青森は意外に(?)飲み屋街が栄えており、ホタテなどの魚が美味でした。また行きは飛行機が取れましたが、帰りは数少ない飛行機が満席で、地道に新幹線で約7時間かけて大阪まで帰ってまいりました。お尻が痛くなったということは言うまでもありません。

画像


当科スポーツ整形外科が読売新聞の紙面に掲載されました!

  読売新聞の紙面「手術か保存か アキレス腱断裂治療法選択」にて 当科スポーツ整形外科が紹介されました!