2018年3月29日木曜日

アメリカ整形外科学会

大学院生の堀です。2018年3月6日から10日にかけて、アメリカ整形外科学会 (American Academy of Orthopaedic Surgeons; AAOS) の2018年Annual meetingに参加してまいりましたので、ご報告いたします。
 今回の開催地はジャズが生まれた町として有名なNew Orleansでした。大阪市大からはAAOSには鈴木先生、山田先生、高橋先生、上山先生が、続けて開催されるアメリカ整形外科基礎学会 (Orthopaedic Research Society;ORS) からは山村先生、中村卓先生が参加されました。箕田先生はインフルエンザのため、残念ながら参加できませんでした。New Orleansまでは乗り継ぎ2回、計20時間程度を要し、飛行機が遅れ、荷物は更に遅れるというトラブルに見舞われながらも無事にたどり着きました。
 AAOSは世界でも最大規模の整形外科学会であり、アメリカ全土や海外から多くの整形外科医が参加し、会場は大盛況でした。口演やポスターでは最先端なものからユニークなもの、日本とは違った視点からの発表など興味深いものがいくつかあり、大変刺激的でした。採択されるのが難しい学会ではありますが、また機会があれば参加したいと思います。


・会場での集合写真

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学会場は噂通りかなり広く、展示場の端から端まで移動するのに10分程度かかりました。



・プレゼンテーションを行う高橋先生

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英語での質問に対しても難なく反論していました。


・プレゼンテーションを行う筆者

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私は腰椎手術における透析の影響というテーマでe-posterでの発表を行いました。やはり英語での発表は緊張します。



・New Orleansの街並み

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フレンチクォーターという区画にはフランス、スペイン統治時代の建物が残っており、観光地として人気があります。



・NBA観戦

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最終日はNBA観戦に行きました。地元のチームは大敗してしまいましたが、楽しいひと時を過ごせました。




2018年3月9日金曜日

2018年 人工関節学会

大学院2年生の上山です。第48回日本人工関節学会に参加してきたのでご報告させていただきます。
今学会は2018年2月23日、24日にかけて東京国際フォーラムにて日本医科大学主催にて行われました。東京国際フォーラムは東京駅と地下道でつながっており非常に交通の便がいいところです。大学からは関節グループや肩グループの先生方が参加されました。さすがに人工関節関係の中では大きな学会であるので他の病院におられる多数の同門の先生方も参加されておりました。
私自身は「両側同時TKAにおけるインプラント周囲BMDの、機種別経時的変化の検討」について口演をさせていただきました。同セッションにて、箕田先生、中村先生が口演され大阪市大の存在感をアピールすることができたと思っております。他大学の似たようなテーマでの研究されておられる先生がたとも情報交換することもでき、有意義な発表であったと感じました。
今回の学会では、人工関節術後の”患者満足度”について特に焦点があてられていたように感じました。もちろん技術革新や、手術手技についての討議も活発ではございますが、臨床的意義について注目度が高まってきているのだなと肌で実感できました。
学会後の懇親会では他病院の先生ともお話する機会にも恵まれ、自分の仕事に対する刺激にもなりました。最後になりましたが、このような学会活動の機会を与えていただき感謝しております。今後も精力的に頑張っていきたいと思います。

画像ポスター会場の上からの様子



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メイン会場での教育研修講演の様子



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学会終了後、会場前にて撮影


当科スポーツ整形外科が読売新聞の紙面に掲載されました!

  読売新聞の紙面「手術か保存か アキレス腱断裂治療法選択」にて 当科スポーツ整形外科が紹介されました!