2011年2月22日火曜日

2011年アメリカ整形外科学会(AAOS)報告

2月15日から19日までの5日間、米国のサンディエゴでアメリカ整形外科学会が開かれました。

米国でも1年中気候が安定していて過ごしやすいと聞いていたので、さんさんと降り注ぐ太陽と真っ青な空をイメージして行ったのですが、5日のうち半分は雨で風もあり寒く、前情報とのギャップに驚きました。



本学会は、整形外科の学会で最も規模の大きい学会の一つで、世界各国から整形外科医が知識のアップデートにやってきます。
最終日には分野ごとのレクチャーがあり、最先端の知識を整理することができ有用でした。

今回は口演に選ばれたため、プレゼンでの発音、予想される質問に対しては十分に用意して望みました。その甲斐あってか、質問にも答えることができ、まずまず満足のいく発表であったと自負しています。
しかし、まだまだ聞き取れないことが多く、英語力のさらなる強化の必要性を感じました。いつかは英語のジョークに笑えるようになるぞ!

ちなみにサンディエゴからメキシコは目と鼻の先です。
車で20分、トラムでも40分のところに国境があります。
メキシコに出るのはチェックもなく、遊園地にあるような回転扉をくぐるだけです。
しかし、米国に戻るのは大変で、厳重なパスポートチェックがあり長蛇の列です。
メキシコの街ティファナのダウンタウンは国境からタクシーで5分くらいのところにあります。
特別何があるわけではありませんが、物価が安く、コロナビールがレストランで1ドルでした(ついつい飲み過ぎちゃいました)。
サンディエゴに行かれた際は、話の種に足を伸ばされてはいかがでしょうか?

市内観光としては、ミッドウェイ博物館がおすすめです。
実物の空母を隅々まで見ることができ、本物の戦闘機が甲板に20機ほど並んでいます。
また、入り口ではヘッドホンを借りることができ、日本語での詳しい解説が聞けます。

              リウマチグループ 多田 昌弘


プレゼンをする私
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メキシコのティファナ。サンディエゴとは明らかに町並みは異なります。
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ティファナのレストランで食事をとる私
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メキシコ名物「ナチョス」、ちなみにコロナビールは一本一ドルでした
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ミッドウェイ甲板上。実物の戦闘機やヘリが展示されています。
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2011年2月14日月曜日

日本創外固定学会報告 雪祭りの札幌にて

��学会発表)
2011年2月11日から12日に札幌で第24回日本創外固定学会が開催されました。
創外固定とは骨をつなぐ方法の一つで、固定器械が骨折部や傷のそと、つまり「創外」につく治療方法です。
この器械では骨折の治療はもちろん、曲がった骨をまっすぐに直したり、短い骨を治したり(長くしたり)できます。
今回私は基礎研究に関する報告をしてまいりました。

��イベント)
学会会期中の2月11日はちょうど第61回札幌雪祭りのシーズンでした。
今年は各会場併せて243万3千人と過去最多の観客でしたが、朝は比較的人が少なく、雪像をしっかり撮影できました。
雪像はやはりあのゴールデンルーキーをあしらったもの、キャラクターものもありました。
海外からの参加者も多く、世界規模の祭典でした。
夜はイルミネーションでより幻想的な世界が広がっていたようです。

��グルメ)
いわずとしれたグルメ大国北海道です。
最近はデパートでもよく催しをやっており、以前に比べて北海道グルメがより身近になりました。
ただ、寒いときにはラーメンがおいしいですね。
私は普段あまり注文しない「味噌コーンバターラーメン」を注文しました。
北海道で食するコーンの甘みとバターとの絡みが何ともいえず美味なのです。
また、ニシンの刺身を食することができたのが何よりの喜びでした。
色目は「鰯」ですが、鰯特有の「くどさ」がない。
本土では滅多に食べられないニシンの刺身、とてもおいしかったです。

勉強とイベントとグルメで堪能した北海道でした。

             文責:大阪市立大学整形外科
             小児整形外科:江口 佳孝

学会長のクラーク病院院長の門司先生(右)と私(左)
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やはり時の人、ゴールデンルーキーの雪像
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なぜかサザエさん一家の雪像
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私のオススメ「赤れんが」の「味噌コーンバターラーメン」
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当科スポーツ整形外科が読売新聞の紙面に掲載されました!

  読売新聞の紙面「手術か保存か アキレス腱断裂治療法選択」にて 当科スポーツ整形外科が紹介されました!