2019年5月8日水曜日

第132回中部整形災害外科学会学術集会

東住吉森本病院の宮島佑介(H27大阪市立大学卒)です.

少し報告が遅くなりましたが,平成31年4月5日から6日まで三重県津市で開催された第132回中部整形災害外科学会学術集会に参加し,学会奨励賞を受賞させていただきましたので報告します。

中部整形外科災害外科学会は毎年,春と秋に2回の学術総会が開催され歴史が長く毎回多くの同門の先生が発表されております。本学会では学術集会毎に40才以下の若手向けに4題(臨床2題,基礎2題)の奨励賞が設けられています.過去には多くの同門の先生も受賞されており,今回私も臨床部門で奨励賞をいただくことができました。演題名は「橈骨遠位端関節内骨折C3型101例の解剖学的検討-尺背側骨片の整復固定の重要性-」であり,堺の清恵会病院で経験した症例の後ろ向き症例対照研究です。本研究対象となった症例は私自身の症例だけでなく,過去に多くの先生が積み上げてくださった症例であり,それをもとに研究でき,このような素晴らしい賞までいただけて大変嬉しく思っております。本研究を発案しご指導いただいた金城養典先生,論文の執筆にお力添えいただいた上村卓也先生,また本研究の症例に関わっていただいた多くの先生方にこの場を借りまして御礼申し上げます。

今回の受賞を糧として今後も日々研鑽を積んでまいりたい所存です。平成から令和へと変遷してまいりますが,これからも若い力で大阪市立大学整形外科を盛り上げていけるよう努めてまいります。今後とも御指導御鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

授賞式にて須藤会長より楯と賞金をいただいた


金城養典先生(左),上村卓也先生(右)と

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