2017年7月31日月曜日

第50回 日本整形外科学会・骨軟部腫瘍学術集会

大学院生の岩井 正です。第50回日本整形外科学会・骨軟部腫瘍学術集会に参加して参りましたので報告させていただきます。

2017年7月13日・14日と東京都の京王プラザホテルにて第50回 日本整形外科学会・骨軟部腫瘍学術集会が開催されました。
われわれ大阪市大から、星先生・大戎先生・嶋谷先生・大阪市立総合医療センターからは青野先生・高田先生 府中病院からは家口先生 済生会千里病院からは伴先生と多数の演題が採択され、精力的に発表を行っています。私自身も、「表在性軟部腫瘍に関するMRIの有用性」に関して、発表の機会をいただきました。

毎年、症例検討などの講演もあり勉強になる学会ですが、海外からの著名な先生方の英語講演を聞くと、内容はともかく、やはり英語の重要性を再認識させられます。

また、今年は、腫瘍グループの先生方の他、淀川キリスト教病院の堂園先生・レジデントの橋口先生・飯盛先生も転移性脊椎腫瘍に関する発表をされており、とてもよい刺激になりました。

今回の学会で得たモチベーションを維持しつつ、今後も研究・学術活動を行い、最大限に努力していきたいので、御指導・御鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

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嶋谷先生

2017年7月3日月曜日

第22回 ヨーロッパ手外科学会学術集会

大学院生の斧出絵麻です。
平成29年6月21日から24日までブダペストで開催されました第22回ヨーロッパ手外科学会学術集会に参加してまいりましたので、報告させていただきます。
ガイドブックには「北海道と同程度の気温」と示されているにも関わらず、現地に到着してみると灼熱の太陽がじりじりと照りつけ、気温は連日36℃前後まで上昇し、真夏の大阪を連想させる気候でした。
大阪市立大学整形外科及び関連病院からは合計12演題の発表があり、大学からは上村、横井、斧出が発表させていただきました。
今回最も驚いたのは学会中に発表された国別の「Top 10 registration」の結果で、ヨーロッパの学会であるにも関わらず、なんと日本がオランダ・スイス・イギリス・韓国に次いで5位であったことです(その後はドイツ・ハンガリー・フランス・イタリア・ベルギーでした)。元々ヨーロッパの学会はアメリカの学会に比べ日本人参加者数が多い印象がありましたが、今回も日本の先生が全国から大勢参加され、熱心に発表や討論を繰り広げておられました。もはや「日本人だから英語は苦手」とはいえない状況になってきているのだと改めて痛感するよい機会となりました。
ブタペストはドナウ川を挟んでブタとペストという街が合併したハンガリーの首都であり、歴史的建造物が川沿いに建ち並び、街そのものが世界遺産に登録されています。温泉、貴腐ワイン、フォアグラ、パプリカなどが有名です。そして何よりもドナウ川沿いの夜景がとても綺麗です。
来年度、本学会はデンマークのコペンハーゲンで開催される予定です。更に研究と英語の勉強を重ね、よりよい発表が出来るよう努力して参りたいと思います。何卒宜しくお願い申し上げます。

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世界遺産の街 ブタベスト

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学会場にて

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横井先生

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上村先生

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ドナウ川クルーズ
世界一の国会議事堂をバックに



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