2019年5月31日金曜日

第92回日本整形外科学会学術総会 バスケットボール親善大会 結果報告

結果:3位

令和元年5月9日から12日までパシフィコ横浜で開催されました第92回日本整形外科学会学術総会(日整会)におけるバスケットボール親善大会に参加してまいりましたので、報告させていただきます。

平成28年より日整会でバスケ親善大会が始まり、今大会で4回目を迎えました。鈴木亨暢先生をキャプテンとして医局員の中でバスケをしたい猛者たちが集結し、発足以来年々所属人数は増えております。第1回大会もパシフィコ横浜で開催されました。我々は決勝に進むことができましたが、秋田大学に惜敗し、結果は準優勝でした。我々は優勝を目標に練習回数を増やし、作戦を練り、大会に臨みましたが、第2、3回大会では思うような結果が残らず、悔しい思いをしておりました。
「明るく、楽しく」をモットーとし、気持ちを新たに今回の第4回大会に臨みました。本大会の参加大学数は53大学。大会当日には、朝早くから多くの先生が応援に駆けつけてくださりました。たくさんのご声援の中、1回戦は琉球大学(26対8)、2回戦は三重大学(18対9)と順調に勝利しました。ベスト16をかけた3回戦は筑波大学と対戦、17対15と辛くも勝利しました。4回戦は昨年準優勝の神戸大学との戦いとなりました。お互い知り合いも多く、手の内を知り尽くした相手ですが、皆さんの応援もあり21対15で勝利し準決勝まで勝ち上がりました。準決勝の相手は、秋田大学。第1回大会のリベンジを果たすべく挑みましたが、力及ばず14対24で敗れました。3位決定戦は金沢大学。第3回大会で、試合終了間際に逆転され悔しい思いをさせられたチームです。17対14で勝利を収め、本大会は結果3位で幕を閉じました。

我々が整形外科医として働きながらもバスケを楽しめているのは、中村教授をはじめ数多くの医局の先生の多大なるお力添えのお陰です。この場をお借りして深く感謝申し上げます。市大整形外科バスケ部は、「明るく、仲良く、楽しく」をチームのモットーに今後も活動して参る所存です。今後ともご支援・ご声援のほど何卒よろしくお願い申し上げます
(しまだ病院 岩前 真由)


3位が決定した後の勝利の円陣、それを暖かく見守る中村教授

大会4日目、この日もたくさんの先生に応援していただきました。ありがとうございました。







2019年5月8日水曜日

第132回中部整形災害外科学会学術集会

東住吉森本病院の宮島佑介(H27大阪市立大学卒)です.

少し報告が遅くなりましたが,平成31年4月5日から6日まで三重県津市で開催された第132回中部整形災害外科学会学術集会に参加し,学会奨励賞を受賞させていただきましたので報告します。

中部整形外科災害外科学会は毎年,春と秋に2回の学術総会が開催され歴史が長く毎回多くの同門の先生が発表されております。本学会では学術集会毎に40才以下の若手向けに4題(臨床2題,基礎2題)の奨励賞が設けられています.過去には多くの同門の先生も受賞されており,今回私も臨床部門で奨励賞をいただくことができました。演題名は「橈骨遠位端関節内骨折C3型101例の解剖学的検討-尺背側骨片の整復固定の重要性-」であり,堺の清恵会病院で経験した症例の後ろ向き症例対照研究です。本研究対象となった症例は私自身の症例だけでなく,過去に多くの先生が積み上げてくださった症例であり,それをもとに研究でき,このような素晴らしい賞までいただけて大変嬉しく思っております。本研究を発案しご指導いただいた金城養典先生,論文の執筆にお力添えいただいた上村卓也先生,また本研究の症例に関わっていただいた多くの先生方にこの場を借りまして御礼申し上げます。

今回の受賞を糧として今後も日々研鑽を積んでまいりたい所存です。平成から令和へと変遷してまいりますが,これからも若い力で大阪市立大学整形外科を盛り上げていけるよう努めてまいります。今後とも御指導御鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

授賞式にて須藤会長より楯と賞金をいただいた


金城養典先生(左),上村卓也先生(右)と

2019年5月7日火曜日

Bunnell Traveling Fellow 京都大学講演会に参加して

大阪市大整形外科 前期研究医の柴田 将伍です。

平成31年4月20日に京都大学付属病院でBunnell Traveling fellow京都大学講演会があり、大阪市立大学ハンドグループの先生方と一緒に参加してまいりましたので報告させていただきます。

Traveling fellow講演会は、京大病院の整形外科カンファレンス室で開催されました。アメリカ手外科学会よりTraveling fellowとしてMichigan大学のJennifer Waljee先生が御講演されました。講演会の内容としては、Waljee先生が小児麻痺手に対する治療法について、その後各大学の先生方数名が自大学の臨床・基礎に関する研究内容を報告するといったものでした。もちろん会の進行から発表まで全て英語でした。内容自体は専門医未取得の前期研究医の私では理解力が浅くほとんど把握できなかったといのが正直なところですが、いずれは自分もそういった場に自信を持って参加できるようになろうという意欲が駆り立てられ、貴重な経験になりました。
講演会の後は、三条で懇親会がありました。その場では京都大学や近畿大学の大学院生の方々と手外科の魅力について教えて頂き、少しだけですがWaljee先生や「手 その機能と解剖」の著者であられる上羽 康夫先生、近畿大学の柿木 良介先生ともお話しさせて頂きました。このような会に積極的に参加することの重要性を実感できた1日となりました。日々の臨床にもさらに精進していきたい次第です。今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

Waljee先生と




当科スポーツ整形外科が読売新聞の紙面に掲載されました!

  読売新聞の紙面「手術か保存か アキレス腱断裂治療法選択」にて 当科スポーツ整形外科が紹介されました!