2010年6月28日月曜日

第83回 日本整形外科学術総会 学会報告 その2

今回、私岡野は2日目からの参加となりました。
会場内が入り組んでいて、違う会場に行くのに迷子になりなりそうになりつつも、いろんな講演が聴けました。
なかでも、当教室の脇谷先生がシンポジストとして講演された、シンポジウム20:膝関節軟骨欠損から変形性関節症までのセッションでは、軟骨再生におけるこれまでの進歩と今後の発展についての勉強ができました。
大きな学会でのお楽しみでもある展示会場でのブースめぐりでは、めずらしい人工股関節のUSBメモリーをGETすることができました。(写真を参照下さい。人工股関節の大腿骨側コンポーネントの形状をしています)
学会の後はもちろん宴会です。この日は学生を連れてリウマチグループですき焼きを食べに行きました。決していいお肉ではありませんでしたが、おなかいっぱい食べて、またお腹にお肉を蓄えておきました。
次の日、朝一番のシンポジウムでトップバッターを控えたボスを筆頭に2軒目へと繰り出し、夜が更けるまで語り合いました。
                     
リウマチ外科 岡野匡志

2010年6月23日水曜日

第83回 日本整形外科学術総会 学会報告 その1

5月27日~30日、東京国際フォーラムにて第83回 日本整形外科学術総会が開催されました。

整形外科という科はみなさんご存じかもしれませんが比較的幅広い分野を持ち、そのため、学会はそれぞれの分野に分かれて行われることが多くなります。
日本脊椎脊髄病学会、日本関節病学会、日本手の外科学会等、大きな学会から比較的分野を限定して内容を掘り下げていく日本創外固定・骨延長学会みたいなマニアックな学会まで非常に多岐に分かれています。
しかし、今回の学会は名前からご察しの通り、我々整形外科医にとってすべての分野を網羅する、日本でもっとも大きな学会ということになります。

我々の教室員も留守番の先生方数名に、日常業務をお願いいたしまして、日常の診療、研究の成果を発表、あるいは新しい刺激を求めて精力的に学会に参加してまいりました。

毎年2万人を超える参加者がいますので、それなりに大きな会場でないと開催できません。
今回も9会場+3小会場、4日間みっちりと開催されました。
実際聞きたい内容が重複することも多く、スケジュールを組むのに苦労しました。

さて、写真は1日目、M6の学生諸君と共に会場にてです。みんななかなか優秀で、やる気も十分。
すでに整形外科の内容を理解していたようで、頼もしい限りでした。
明日の幹部候補生やなーー!

ちなみに今回の会場である東京国際フォーラムは立地も良く綺麗で洗練されていました。
使用料はさぞかし高いことでしょうね・・・。

そういえば例年に比べ参加費は高くなっていました。むむむ・・・。
まあ仕方ないですか?会場を作る側にも、選ぶ側にも、開催する側にも諸事情はあるでしょうし・・・。
でも参加する側にも諸事情はあるわけで・・・。

さあ勉強するぞーー!

いつ来てもとてもすばらしい学会です、日整会。主管の東京医科歯科大学のみなさま御苦労さまです・・・。
                                     (関節外科 吉田拓)
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2010年6月16日水曜日

マイアミの国際デュプイトラン氏病シンポジウムに参加してきました!

デュプイトラン氏病は現在でも原因不明の病気で、手指の屈曲変形をきたす特異な疾患です。
その国際シンポジウムがマイアミで5月21日から23日まで開催されました。
参加者は世界各国から集まった(オタクな?)研究者たち約80名。
さすがに、専門家中の専門家の集まりだけあって、整形外科、形成外科、病理学者入り交じっての暑い(実際マイアミは最高35度、最低25度で熱かったんです・・)、ではなくて熱い議論が交わされました。

当教室でも今後デュプイトラン氏病に関する臨床研究を進める予定です。

写真は学会場と有名なマイアミビーチです。

                        手の外科 高松
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当科スポーツ整形外科が読売新聞の紙面に掲載されました!

  読売新聞の紙面「手術か保存か アキレス腱断裂治療法選択」にて 当科スポーツ整形外科が紹介されました!