2019年9月30日月曜日

第45回日本整形外科スポーツ医学会学術集会 開催報告

45回日本整形外科スポーツ医学会学術集会

会期:2019830日〜31
場所:コングレコンベンションセンター グランフロント大阪
主催:大阪市立大学大学院医学研究科 感覚・運動機能医学大講座整形外科学
会長:中村博亮

大阪市大整形外科 前期研究医の飯田健です。

45回日本整形外科スポーツ医学会学術集会:中村博亮教授を会長として、大阪市立大学整形外科が主催致しました。今回のテーマは、『原点からの飛躍と多様性への対応』です。【原点からの飛躍】には、我々の教室が本学会の第1回を開催させていただいた原点に立ち戻るということと、そこからの飛躍という意味をこめました。さらにスポーツ整形外科学の難しさはその多様性にあると考えており、対象となるスポーツの種類も違えば、ポジションも異なる、さらにそのレベルも異なります。その多様性に応じて我々は対応を迫られることになります。以上のことからその多様性に対応することが、予防や治療を成功に導くための大きなポイントになるという信念から、このテーマとなりました。

学会前日の会長招宴は、ユニバーサル・スタジオジャパンで開催されました。多くの会員の先生に、感動がいっぱいの別世界、ハリウッドの超大作映画をテーマにした興奮のライドや人気キャラクターたちのショーなどを楽しんでいただきました。
学会初日の文化講演には、参議院自由民主党議員会長の橋本聖子氏に「2020年オリンピック・パラリンピック東京大会がもたらすものというテーマでご講演いただき、橋本聖子氏ご自身がオリンピックに出場した体験等をお話しいただきました。また、今年 2019年には日本にてラグビーWが開催されます。特別企画にラグビーワールドカップ2019 勝利の方程式~選手、トレーナー、ドクターの立場から~」というテーマで日々最前線に活躍されている先生方にご講演いただき、活発に議論していただきました。
本学会では、大阪市大スポーツグループは関連病院も含め、64演題が採択されました。スポーツグループ以外にも、ハンドグループ:大阪市立総合医療センターの日高 典昭先生には日常診療でよく遭遇する上肢のスポーツ外傷の診断と治療また、リウマチグループの岡野 匡志先生にはエコーのある外来診療というテーマでご講演いただき、大阪市大整形外科全体で学会を盛り上げることができました。

この度、45回日本整形外科スポーツ医学会学術集会を無事開催することができ、おかげさまをもちまして、演題数は2日開催では過去最高の415の応募演題、参加人数は過去最高の1734名でございました。様々なところでご尽力いただきました大阪市立大学同門会の皆様にこの場をお借りして厚く御礼申し上げ、ご報告とさせて頂きます。
USJで行われた会長招宴


集合写真

当科スポーツ整形外科が読売新聞の紙面に掲載されました!

  読売新聞の紙面「手術か保存か アキレス腱断裂治療法選択」にて 当科スポーツ整形外科が紹介されました!