第22回臨床スポーツ医学会に参加して
大学院生 スポーツグループ 瀧上順誠
平成23年11月5,6日に東北は青森県青森市で開催された第22回臨床スポーツ医学会に橋本先生、山崎先生、瀧上、リハビリ久野先生、医学部6年の梶原君、山脇君、森山さんとで参加してきました。この学会は全国のスポーツ整形外科医師のみならず理学療法士などのコメディカルの方も参加、発表されるので、普段聞けない意見なども聞けるのが魅力の一つでもあります。
今回の学会のテーマは『競技復帰にむけて』というだけあって、どのように選手(患者)を復帰させるか、を扱ったテーマで数多く話を聞くことが出来ました。大阪市大からは3演題、関連病院の清恵会病院から1演題、島田病院から1演題の発表がありました。わたしは関連病院の中村夫左央先生がなされていた医学部ラグビー部員の頚椎椎間板変化について前向きに検討したものをまとめ、医学部6回生の梶原君(スポーツ医学サークル)に発表をしてもらいました。ここ2年間日本整形外科スポーツ医学会での学生の部で発表の機会があったものを今年は当学会で行うという経緯があり発表をしてもらったわけです。同様に山崎先生指導のもとリハビリの久野先生にも発表をしてもらいました。今回の学会ではまた近年注目されている、股関節鏡手術に関して、産業医大の内田先生のランチョンセミナーもあり、ますますスポーツ整形外科領域の中でも股関節鏡の有用性が増してくる予感がしました。自身としては大学院生として日々研究ネタを探そうとするアンテナを今以上に働かせ、今後も頑張っていかねばという意欲がわきました。
ちなみに青森は意外に(?)飲み屋街が栄えており、ホタテなどの魚が美味でした。また行きは飛行機が取れましたが、帰りは数少ない飛行機が満席で、地道に新幹線で約7時間かけて大阪まで帰ってまいりました。お尻が痛くなったということは言うまでもありません。
2011年12月5日月曜日
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