2017年4月26日水曜日

第46回 日本脊椎脊髄病学会

脊椎グループの林和憲です。第46回日本脊椎脊髄病学会(以下日脊会)が、2017年4月13日から15日にかけて札幌市のロイトン札幌ホテルで開催され、関連病院の先生方も含め、中村教授先生以下、脊椎グループ総出で参加して参りました。

4月にも関わらず初日は日中最高気温3.8度、会場の外は吹雪でした。翌日からは気温が上がったものの、最後まで路肩に積もった雪が溶けることはなく、北海道の厳しい気候には驚かされました。

我々大阪市立大学からの発表演題は、関連病院含め42演題が採択され、全国最多の演題数であった一昨年には及ばないものの昨年の40演題を上回ることができました。皆エネルギッシュに研究・学会活動を行われており、頭が下がります。

海外からの招待講演の演者はアメリカ、イギリス、ヨーロッパの先生に加え、中国、インドといった新興国の先生方もおられ、勉強になると同時に、脊椎疾患治療に対する真剣さの伝わってくる講演をされておりました。今後は欧米のみならず、アジアに対しても謙虚に学んでいかなければならない時代が来ていると思います。

来年、第47回日本脊髄脊髄病学会(2018年4月12日から14日、神戸国際会議場)は、中村教授先生が会長、大阪市立大学が主幹です。今年の学会参加者が2300人(整形外科の国内学会の中では日整会総会に次ぐ規模です)であったことを考えると、来年はそれを上回る数の参加される先生方をおもてなししなくてはなりません。失礼がないよう、十二分に準備を進めていく所存です。

画像

写真1 学会が始まります。開会式から閉会式まで、来年度の主幹学会に向け、チェックに余念がありません




画像

写真2 学会会場の外は吹雪でした。4月ですよ・・・




画像

写真3 留学生のShurab先生も堂々と口演されています




0 件のコメント:

コメントを投稿

当科スポーツ整形外科が読売新聞の紙面に掲載されました!

  読売新聞の紙面「手術か保存か アキレス腱断裂治療法選択」にて 当科スポーツ整形外科が紹介されました!