2011年6月14~18日にスウェーデンのイエテボリにて開催された、第38回国際腰椎学会(ISSLS:International Society for the Study of the Lumbar Spine)に参加してきましたのでご報告致します。今年は、大学からは中村教授をはじめ、寺井先生・豊田先生・鈴木先生・堂園先生・松本先生・安田先生・高橋先生・篠原が参加し、また関連施設からは大阪市立総合医療センターの加藤先生、白庭病院脊椎センターの星野先生、和泉市立病院の森田先生が参加しました。併せて11演題も採択され、多くの研究について発表・討論できたとともに、腰椎疾患に関する最先端の知見を得ることができました。
スウェーデンでは6月のおよそ第3土曜日が夏至祭にあたります。ご存知のように、一年でもっとも昼間の時間が長くなる時期で、北極圏では太陽が地平線より下に沈むことなくまた昇りだす白夜となります。イエテボリはスウェーデン南西部に位置するスウェーデン第2の都市であり、夏至となると夜間は4時間ほどしかなく、22時頃にようやく日が沈む状態でした。その甲斐もあってか(!?)、17時頃から皆でゴルフに行ったり、学会主催のクルージングに参加したりと、時間をもてあますことなく満喫することができました。
今回のISSLSは、私自身初めての国際学会への参加だったこともあり、多くのことを学ぶことができました。今後は、今回痛感した英会話力向上の必要性を課題とし、来年オランダのアムステルダムで開催される同学会に向けて準備していきたいと思います。
脊椎外科 篠原 良和
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