2018年6月4日月曜日

海外学会レポート:2018 ESSKA(ヨーロッパスポーツ外傷膝・関節鏡学会)

前期研究医の木下拓也です。
2018年5月9日から12日にかけて18th ESSKA(European Society of Sports Traumatology, Knee Surgery & Arthroscopy)Congressに参加してきましたのでご報告させて頂きます。

ESSKAは2年に1度開催され、毎回新しい治療法が提案され、知識のアップデートでき、膝・スポーツ分野の治療を行っている者としては欠かせない学会です。今回の開催地はスコットランドのグラスゴーでした。グラスゴーはそれほど大きな街ではなく、落ち着いた雰囲気でした。現地の人の英語は訛りが強く聴き取りづらかったです。

スポーツグループからは合計10演題(大阪市大5演題、大阪市立総合医療センター1演題、しまだ病院3演題、十三市民病院から1演題)の発表を行いました。うち2演題は口演であり、関連病院から若手の先生が発表されました。
大学からは橋本先生、西田先生、筆者が参加しました。今回は参加者が多かったこともあり、学会中のディスカッションや食事会などを通じてグループの結束が一段と深まったように感じます。会期中には、橋本先生・山崎先生が留学先でお世話になった肩関節鏡のエキスパートであるDan Guttmann先生をお招きし、さらに東京医科歯科大学スポーツグループの先生方も交えて会食をすることが出来ました。海外での学会活動は大学間、国家間の垣根を越えた交流ができる貴重な機会であると強く感じました。

学会ではACL・半月板を中心に勉強して参りました。グローバルサタンダードを勉強することができ、日本の良いところにも気づくことができました。
今回、国際学会を経験させて頂き、多くの刺激を得ることができました。今後も精力的に頑張っていく所存です。


・会場前での集合写真

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皆さん気合が入っております。



・E-posters前で記念撮影をする筆者

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口頭発表はありませんでしたが、発表した感を出しています。




・プレゼンテーションを行う韓先生

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堂々と発表されておりました。




・プレゼンテーションを行う西野先生

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カメラマンになぜか360°舐め回される西野先生。




・グラスゴーの目抜通り

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ESSKAのピンクの幟がありました。




・東京医科歯科大学古賀先生を筆頭としたスポーツグループとの会食

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橋本先生と山崎先生の師匠Dan Guttmann先生を交えて、楽しいひと時でした。






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