2011年4月29日金曜日
第5次救護班として岩手県大槌町安渡小学校に行ってきました~その3~
体育館が使えないので子供が遊ぶ場所を作ってあげるとのこと。外人さんの姿もありました。
弁護士の方々も避難所をまわって様々な相談にのっておられるとのことでした。
避難生活が長くなると周りの比較的設備、物資が整った避難所からも往診依頼が来たりします。
もちろん安渡小学校に関して言うとようやく支援体制がスタートしたばかりといった状態でまだまだ自立は遠い印象でした。
毎朝、自衛隊の方が前日発見した御遺体の特徴等の発表があります。
写真なども届けられて・・・そんな状態ですから避難されておられる皆さんも、環境はあまり良くない事はわかっていてもこの場から離れられないと・・・。
それにしても自衛隊の方々は本当に御苦労さまといった感じでした。
どこに行っても毎日テントで寝泊まりして活動されておられました。
まだまだ問題は山積みの状態でしたが、後ろ髪をひかれる思いで現場を後にしてきました。
車(救急車)で盛岡まで、そして開通した新幹線でたどりついた秋田駅で次の第6次医療救護班に申し送りをしました。
そしてさらに秋田空港に向かい、空路大阪へもどってきました。
任務を終え、帰りの新幹線待ちでほっと一息、集合写真を撮りました。
今回の救護班では、被災者の方々の我慢強さ、自衛隊の方々の献身的な活動を目の当たりにし、救護する側でありながら、逆に様々な思いをいただいた4日間でありました。
第五次救護班 吉田拓
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