この学会は膝関節学会、関節鏡学会、スポーツ整形外科学会がcombinedされた新しい学会で、膝のスポーツ、人工関節はもちろんのこと、関節鏡にかかわる肩、肘、足、股関節なども網羅され、まさに広く深い分野の学会であります。
僕にとっては興味のあるセッションが多く、また時間がかぶっているセッションも多く、うれしい悩みもありました。
そんなacademicな学会である一方で、この学会はノーネクタイ、軽装での参加を義務づけており、とてもフランクな形でみんなが話し合える雰囲気を作りだしたいとの配慮もあるようです。
初日は前日から降り続く大雨でしたが、昼からは梅雨明けの陽気が戻ってきました。
海に行きたい欲求を必死にこらえ、学会上に籠りました。
今回新しくJOSKASの評議委員に選出された、我らがスポーツグループのボスである橋本先生とスポーツを中心に勉強してきました。
この学会には膝スポーツの大御所の先生が勢揃いしており、前十字靱帯損傷、半月板損傷、膝蓋骨脱臼の研究・治療のup to dateをシンポジウムやパネルディスカッションで討論され、また他分野の最先端研究の発表が数多くされておりました。
夜の全体懇親会はDFSギャラリア(免税店)のフードコロシアムを貸し切ってのバイキング形式でした。研究医の寺井先生と3人で参加してきました。
当科スポーツグループからは口演、ポスター含め5演題を出すことができました。
しかし症例数が十分でないことから、case reportが多くなってしまう傾向にあります。
橋本先生の力で徐々に症例数も増えてきましたので、そろそろまとまった数でシリーズもののstudyを発表していきたいと考えています。
来年は札幌で開催されます。いつもこの学会は沖縄か札幌で開催されることが多く、参加者のモチベーションは上がる一方です。
しっかり学び、しっかり遊ぶ、まさにon-offの切り替えを明確にし、有意義な時間を過ごすことのできるJOSKAS。また来年も参加したいですね。
スポーツグループ 山崎真哉
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