2019年9月24日火曜日

第20回国際患肢温存学会(ISOLS)参加報告

大学院生の岩井 正です。20回国際患肢温存学会2019911-914日、アテネ)に参加して参りましたので報告させていただきます。

大阪市大腫瘍グループからは、星先生・大戎先生・嶋谷先生・高田先生・私が参加させていただきました。国際患肢温存学会は、2年に1回開催される、骨軟部腫瘍のメインの国際学会です。

私自身は、幸運にも口演発表1題・ポスター発表1題を発表させていただきました。初めに、会場の確認をしたところ、想像以上に大きな部屋で、日本の学会のシンポジウムに相当する広さ・座席に圧倒されました。6分間の発表時間でしたが、緊張で非常に長く感じました。ただ、一人の演者が発表を終えると、すぐに質問とはならず、次の演者がすぐに発表を始める形式で、質問は全演者の発表後にまとめて行われました。発表後、全演者がステージ上へ呼ばれ、室内から質疑応答が行われました。私が発表させていただいたセッションは、ちょうどランチョン前で、時間もかなり押していたこともあり、全体の質問数が3つと限定され、幸か不幸か?私に質問が来ることはありませんでした。

発表が終わると、あとは、ギリシャを楽しみました。ギリシャは、もちろん初めて行かせていただく国でした。財政破綻とか少し気になってましたが、実際は、観光目的として人気の高い国の印象でした。パルテノン神殿は、最大の名所でしたが、その他もエーゲ海の遺跡を巡らせていただきました。

あっという間に、帰国を迎えた914日、電車で空港へ向かう途中、メールが来ました。Award・・・、your poster presentation has been selected to be awarded. なんと、大学院で研究させていただいている、「骨腫瘍生検における最適な開窓形状の検討」に関するポスター発表が受賞されたとのこと。ただ、閉会式・授賞式は帰国予定のため出席できず、メールで賞状をいただきました。このような非常に名誉ある賞をいただくことができましたのも、貴重な時間を割いて御指導頂いた中村教授をはじめ星先生・大戎先生・荻様およびサポートいただいた腫瘍グループの先生方(特に嶋谷先生・高田先生)あってのことと、心より感謝申し上げます。

今回の学会で得たモチベーションを維持しつつ、今後も研究・学術活動を行い、最大限に努力してまいりたく存じます。今後とも御指導・御鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

集合写真

発表中の筆者

パルテノン神殿

頂いた表彰状

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