大学院3回生の藪です。
令和3年4月22日から24日まで、第50回日本脊椎脊髄病学会学術集会が京都府の京都国際会館で開催されました。
本学会は当グループとしても特に力を入れている学会であり大阪市大脊椎グループからは大学、関連病院含め36演題が採択されました。
本年も残念ながら昨年に引き続き、Covid
19の影響によりハイブリット開催(Web/現地)となり、現地での規模は大幅に縮小となりましたが主管校の様々な努力・工夫のお陰で成功裏に終わりました。現地が縮小された分、オンデマンド配信(4月28日~5月11日)にて発表が拝聴出来ますので今年のゴールデンウイークは外出が出来ない分、勉強は沢山出来そうです。
また、本学会において、私の演題「人工知能技術を活用した骨粗鬆症性椎体骨折の画像診断補助システムの開発-MR画像における新旧椎体骨折の分類」が優秀演題賞を受賞いたしました。要旨は「骨粗鬆症性椎体骨折(OVF)患者814例(平均年齢:76.5歳、男性:99例、女性:715例)の受傷時及び経時的に撮影されたMRI画像1624スライスを用いて機械学習を施行した所、新鮮OVF検出においてAIのAUC値は0.95と脊椎外科医と同程度であった」という内容です。
本研究は星野先生・高橋先生の発想から始まり、田淵先生の御協力、中村教授をはじめ多くの先生方の御指導、また貴重なdataをご提供頂きました東京医科歯科大学の先生方のおかげでこの様な名誉ある賞を頂けました。この場を借りて深謝いたします。
今後も日々新しい事に挑戦し、脊椎脊髄病学への貢献が出来るように精進してまいります。
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