平成26年6月18日から21日までの間、フランスのパリにおいて開催されたFESSH(ヨーロッパ手外科学会)に参加してまいりましたので報告します。
大学からは岡田先生と上村先生と私、関連病院からは恵木先生、寺浦先生、矢野先生が参加しました。
私自身、国際学会の参加自体が初経験で、国際学会における口頭発表はもちろん初めてということもあり、発表まではどことなく落ち着きませんでしたが、無事発表を終えることができました。
私は腕神経叢損傷のセッションでの発表でしたが、私以外は、開発途上国あるいは新興国(これらの国では先進国に比べてバイク事故が多い)からの発表が多く、国による症例の偏りを実感しました。
私を含め日本人の若手の先生方は、発表はさておき、やはり英語でのdiscussionとなると他の国の医師と比べて弱さがあるように思いました。闊達な議論ができるぐらいの知識と英語力があれば、国際学会をより有意義なものにすることができるはずです。さらなるトレーニングが必要と感じております。
私は実は10年ぶり、2度目(学部生時代、夏休みを利用してバックパッカーとしてヨーロッパを一周し、パリには4日ほど滞在ました。)のパリでしたが、パリの町並みを歩くと当時の貧乏旅行の思い出が蘇り懐かしい気持ちになりました。
FESSHは毎年ヨーロッパの有名都市で開催されます。来年はイタリア・ミラノでの開催となります。是非来年も発表できるよう、今後も研鑽を重ねていきたいと思います。
文責 手外科グループ大学院生 横井卓哉
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