平成31年4月18日から19日まで北海道の札幌コンベンションセンターで開催されました第62回日本手外科学会学術集会に参加してまいりましたので、報告させていただきます。
遠くの山の上にはまだ雪が残っておりましたが、札幌市内は天候に恵まれ春の陽気に包まれておりました。
大阪市立大学ハンドグループからは6名が参加し、臨床ではDupuytren拘縮や肘部管症候群の電気生理学的検査の話題を中心に、基礎では人工神経を用いた末梢神経再生の話題などを中心に合計8演題発表させていただきました。
また私事で大変恐縮ではございますが、今回「有痛性断端神経腫に対する生体吸収性人工神経を用いたキャッピング治療―ラット断端神経腫モデルによる実験的研究―」という題で発表を行い、日本手外科学会ベストペーパーアワードを受賞させていただくことが出来ました。大学院で主に従事させていただいた研究でこのような素晴らしい賞を頂くことが出来、大変嬉しく思っております。中村教授をはじめ、同門の先生方、また御指導いただきましたハンドグループの先生方に心より感謝申し上げます。
次回の日本手外科学会は来年の春に新潟で開催される予定です。これからも臨床へのフィードバックを念頭においた研究をすすめ、ご報告させていただけるよう努めてまいります。今後とも御指導御鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
授賞式にて 研究指導医の上村先生と |
研究にご協力いただいた先生方と |
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