中村教授、高橋先生らの研究成果が昨日(2016年7月26日)の産経新聞朝刊に
「骨粗鬆症による圧迫骨折 早期診断で生活の質向上」
というタイトルで掲載されました。
産経ニュース(WEB版)はこちら
2016年7月27日水曜日
2016年7月22日金曜日
Best Paper Award 受賞報告
整形外科研修医2年目の小林祐人です。
2016年7月9日に大阪大学中之島センターで開催された第448回整形外科集談会で研究発表を行いました。
整形外科集談会は年2回行われる関西の若手整形外科医のための症例発表会です。今回は京阪神地区の大学病院より13演題の応募があり、私は脊椎グループの先生方の御指導の下、「頸椎に発生した軟骨肉腫 clear cell typeの一例」の演題で Best paper award 候補として発表させて頂きました。
発表の構成やスライドの組み立て、考察等を鈴木亨暢先生、大山翔一朗先生に幾度も教えていただき、また予演会では中村博亮教授をはじめ多くの先生方に沢山のご指導をいただき、当日の発表に望みました。御指導を頂いたおかげ様で、第448回整形外科集談会のBest paper Award受賞することができました! 今後整形外科医として歩むにあたり、大変貴重な経験となりました。質疑応答や発表の仕方などでは課題が残り、また同年代の先生方が活躍している姿を見て大変刺激を受けました。今回の経験をもとに一層邁進していきたいと考えております。
最後になりましたが、集談会発表にあたりましては、多数の方々に、中村博亮教授、鈴木亨暢先生、整形外科の先生方に御指導・御支援を賜りました。厚く御礼申し上げます。
整形外科研修医 小林祐人
症例発表をおこなう筆者
授賞式の様子
2016年7月9日に大阪大学中之島センターで開催された第448回整形外科集談会で研究発表を行いました。
整形外科集談会は年2回行われる関西の若手整形外科医のための症例発表会です。今回は京阪神地区の大学病院より13演題の応募があり、私は脊椎グループの先生方の御指導の下、「頸椎に発生した軟骨肉腫 clear cell typeの一例」の演題で Best paper award 候補として発表させて頂きました。
発表の構成やスライドの組み立て、考察等を鈴木亨暢先生、大山翔一朗先生に幾度も教えていただき、また予演会では中村博亮教授をはじめ多くの先生方に沢山のご指導をいただき、当日の発表に望みました。御指導を頂いたおかげ様で、第448回整形外科集談会のBest paper Award受賞することができました! 今後整形外科医として歩むにあたり、大変貴重な経験となりました。質疑応答や発表の仕方などでは課題が残り、また同年代の先生方が活躍している姿を見て大変刺激を受けました。今回の経験をもとに一層邁進していきたいと考えております。
最後になりましたが、集談会発表にあたりましては、多数の方々に、中村博亮教授、鈴木亨暢先生、整形外科の先生方に御指導・御支援を賜りました。厚く御礼申し上げます。
整形外科研修医 小林祐人
症例発表をおこなう筆者
授賞式の様子
2016年7月8日金曜日
プレスリリースしました!
大阪市立大学整形外科からプレスリリースが出ました。おめでとうございます。
以下に高橋真治先生からコメントをいただいています。
「脊椎外科を専攻しております高橋真治と申します。
この度、2012年末から2015年9月にかけて実施させて頂きました”骨粗鬆症性椎体骨折(OVF)における経時的MRI研究”の結果をまとめた論文の一つが大阪市立大学からプレスリリースされましたことをご報告させて頂きます。
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/pr/press/2016/160704
2015 年の国勢調査では高齢者の割合がついに25%を超えました。それに伴い、今後、OVF患者は増加の一途をたどると予想されます。OVFの約8割は変形を残しながらも治癒します。しかし、一部の患者では骨折が癒合せず、強い痛みが残存します(遷延治癒という状態)。本研究グループでは、MRI を用いて、受傷直後および1ヶ月時点のMRIで、遷延治癒がどの程度予測可能かを示しました。そして、早期のMRI を撮影することにより、遷延治癒を早い段階で捉え、効率的な治療指針を確立できる可能性を実証しました。高齢者の健康寿命延伸に向け、大いに寄与できる結果であると考えられます。本研究の成果は、平成28 年6 月25 日(土)に医学専門誌Osteoporosis International にオンライン掲載されました。
以前より、中村教授を中心に当教室では様々なOVFに関する臨床研究がなされてきました。その研究の一つに携わることができましたことに感謝申し上げます。OVFはcommon diseaseでありますので、急性期に大学病院を受診されることはほとんどございません。本研究は、関連病院(清恵会病院、サトウ病院、淀川キリスト教病院、白庭病院、大阪鉄道病院、西宮渡辺病院、済生会中津病院、石切生喜病院、アエバ外科病院、済生会千里病院)で実施いただいた結果をまとめさせていただいたものです。私の力は非常に微々たるものでして、ご尽力賜りました先生方に改めて御礼申し上げます。
現在でも中村教授、星野先生を中心としてOVFに関する様々な研究がなされています。今後も当教室が臨床に直結するメッセージを発信できるように、大阪市大OVF研究班の一員として研究を続けられればと思っています。」
大阪市立大学からのプレスリリースはこちらです。
整形外科からの過去のプレスリリースはこちらです。
以下に高橋真治先生からコメントをいただいています。
「脊椎外科を専攻しております高橋真治と申します。
この度、2012年末から2015年9月にかけて実施させて頂きました”骨粗鬆症性椎体骨折(OVF)における経時的MRI研究”の結果をまとめた論文の一つが大阪市立大学からプレスリリースされましたことをご報告させて頂きます。
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/about/pr/press/2016/160704
2015 年の国勢調査では高齢者の割合がついに25%を超えました。それに伴い、今後、OVF患者は増加の一途をたどると予想されます。OVFの約8割は変形を残しながらも治癒します。しかし、一部の患者では骨折が癒合せず、強い痛みが残存します(遷延治癒という状態)。本研究グループでは、MRI を用いて、受傷直後および1ヶ月時点のMRIで、遷延治癒がどの程度予測可能かを示しました。そして、早期のMRI を撮影することにより、遷延治癒を早い段階で捉え、効率的な治療指針を確立できる可能性を実証しました。高齢者の健康寿命延伸に向け、大いに寄与できる結果であると考えられます。本研究の成果は、平成28 年6 月25 日(土)に医学専門誌Osteoporosis International にオンライン掲載されました。
以前より、中村教授を中心に当教室では様々なOVFに関する臨床研究がなされてきました。その研究の一つに携わることができましたことに感謝申し上げます。OVFはcommon diseaseでありますので、急性期に大学病院を受診されることはほとんどございません。本研究は、関連病院(清恵会病院、サトウ病院、淀川キリスト教病院、白庭病院、大阪鉄道病院、西宮渡辺病院、済生会中津病院、石切生喜病院、アエバ外科病院、済生会千里病院)で実施いただいた結果をまとめさせていただいたものです。私の力は非常に微々たるものでして、ご尽力賜りました先生方に改めて御礼申し上げます。
現在でも中村教授、星野先生を中心としてOVFに関する様々な研究がなされています。今後も当教室が臨床に直結するメッセージを発信できるように、大阪市大OVF研究班の一員として研究を続けられればと思っています。」
大阪市立大学からのプレスリリースはこちらです。
整形外科からの過去のプレスリリースはこちらです。
登録:
投稿 (Atom)
-
大阪市大整形外科 前期研究医の柴田 将伍です。 平成31年4月20日に京都大学付属病院でBunnell Traveling fellow京都大学講演会があり、大阪市立大学ハンドグループの先生方と一緒に参加してまいりましたので報告させていただきます。 Traveling f...
-
Asia Traveling Fellowship 紀行記 大阪市立大学整形外科 玉井孝司 平成 20 年度入局、後期研究医の玉井孝司と申します。この度、日本脊椎脊髄病学会が行う 第 14 回 Asia Traveling Fellows...
-
東住吉森本病院の宮島佑介(H27大阪市立大学卒)です. 少し報告が遅くなりましたが,平成31年4月5日から6日まで三重県津市で開催された第132回中部整形災害外科学会学術集会に参加し,学会奨励賞を受賞させていただきましたので報告します。 中部整形外科災害外科学会は毎年,春...