2015年6月18〜20日と北海道にあります札幌コンベンションセンターにて第7回JOSKASが開催されました。伊藤准教授筆頭に肩グループ皆で参加してまいりました。今年は口演6演題(内一つはパネルディスカッション)、ポスター1演題の発表でした。腱板断裂のある一つのセッションでは市大肩グループが3連続口演とストーリー仕立てのものもありました。座長に「流れがよくて非常にわかりやすかった」とお褒めのお言葉も頂き非常に嬉しかったです。事前に打ち合わせをしていたのがよかったなと思いました。
JOSKASとは関節鏡、膝、スポーツ整形外科学会の略でして肩の枠は13列中の1列か2列といったところです。そのような少ない枠の中から口演6演題で存在感を示せたと考えております。
今回パネルディスカッション「広範囲腱板断裂に対する治療戦略」では、菅谷先生を代表とする日本の肩関節治療のエキスパートの先生方とまさに肩を並べて、伊藤准教授が推奨する外側骨孔亀裂に対するインプラントを併用した骨孔式腱板修復術、Interposed Trans Osseous 法、通称「ITO法」を発表されました。質疑応答では世間の関心も高いようでして、手技に関する質問も多くなされていました。
個人的には腱板修復術に関してのリハビリ及び短期臨床成績に絡む2演題を発表させて頂きました。前回はポスターのみでしたが、口演の方がいいなと改めて感じました。口頭質問ではスムーズに応えられるものも、そうでないものもあり、悔しい思いをしました。しかし注目度はポスターとは比にならないので、次回以降も口演で採用される様に頑張りたいと思います。
またこちらも個人的な事ですが例年、JOSKASでは肩グループの宴会日の次の日がスポーツグループの宴会日となっております。こちらも参加させて頂きました。橋本先生ありがとうございます。例年宴会終わりに円陣を組み大声を出すのですが、同期の新熊先生が非常にいい声だったのが印象的でした。
今回の学会ではカナダ人留学生のアナスタシアも一緒に参加してくれました。日本の事がすごく好きみたいで、宴会では美味しい美味しいといって写真をとっては食べという感じで、喜んでくれていたのもよかったです。実際やっぱり北海道のご飯は全部美味しいですねー。いつか同門として働ける日が来る事を楽しみにしております。
今年は人工関節学会、日整会、JOSKASと発表し、今折り返し地点といった感じです。今年後半もさらに頑張って行きたいと思います。
文責:大学院二年生 平川義弘
2015年6月26日金曜日
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